2月7日、第97回study倶楽部を開催しました。今回のテーマは、『コミュニケーションについて』です。表出性のコミュニケーションと受容性コミュニケーションについて、考えました。
表出性のコミュニケーションでは、言葉を補う形で絵カードの使用の提案を行い、参加者の方にも飲み物やお菓子を要求してもらう体験をしました。お茶を飲んだり、お菓子を食べたりしながら、体験の感想を話し合いました。
受容性のコミュニケーションでは、自閉症の人たちが得意な学習スタイルを使ってコミュニケーションをすることを確認しました。イラストを描いてみる実習では、「りんご」「くつをはく」「1時に来るまで出かけます」「10分待ちます」を思い思いに描いて見せ合いました。
「伝えたいのに伝わらない」「知りたいのにわからない」ことの不安やつらさ、「伝わって答えてもらえた」「分かったからできた」ことの安心や喜びを大切に、コミュニケーションを見直すきっかけになったらいいなと思いました。