設立趣意
ノーマライゼーションが叫ばれて久しいですが、現実には、自立支援法施行に伴う大きな変革期にあり、支える側も支えられる側も不安の中で混沌としております。どのような障がいを伴っていても、住み慣れた地域でその人らしく地域の一員として暮らし続けたいという当事者やご家族の思いは強くなるばかりです。障がいがあるとわかったときから、生涯を通じて一貫した支援の仕組み作りが急がれます。この新居浜地域では、どのような社会資源があれば実現するのでしょうか。
当法人では、ライフステージを通じて一貫した個別支援の実現とご本人が自分の希望を叶えていけるような人生を送るため、「住む」・「働く」・「余暇」を支える包括的なサービスの提供とシステムの構築を目指し、差し迫ったニーズである「成人期の日中活動支援事業」をスタートさせ、当事者の立場に立った事業展開を予定しております。 ご本人が興味があり、できることを仕事にすることで、達成感ややりがいを感じられる環境を整えることや個別的支援の充実を第一に考えます。 私達が行う事業は、自立支援法に基づき、社会的意義、公益性の高いものです。法人格を取得し、社会的信用を得ていくべきだと判断し、ここに、特定非営利活動法人ゆいねっと新居浜を設立する運びとなりました。
平成20年4月26日 ゆいねっと新居浜 理事長