第60回 ゆいねっとStudy倶楽部『事業所の取り組み報告』
11月11日(月)、ゆいねっとStudy倶楽部を開催しました。今回は、ワークチームゆい、放課後クラブぴあ、療育ルームいろはの取り組みについて、パワーポイントを見ていただきました。
ワークチームゆいでは、生活介護と就労継続B型について、法人マネージャ-から説明させていただきました。生活介護・B型ともにメンバーさんには個別のスケジュールが準備され、一人一人の特性に配慮した構造化した環境の中でできることを仕事として取り組んでいるとのことでした。
生活介護での余暇活動では、ご本人さんが参加しやすいように、小集団に分けておやつ作りをしたり、買い物の体験などをしたりしています。放課後クラブぴあでは、成人期を見据えた支援を個別に考え、作業学習と報酬の仕組みを学んだり、家事スキルの練習をしたりしています。療育ルームいろはでは、どこで何をするかわかりやすい環境で、コミュニケーション支援や課題学習を行っていることをお伝えしました。
次に放課後クラブぴあと療育ルームいろはの事業所内を見学していただきました。個別に準備されたスケジュールや自立課題、コミュニケーションを助けるためのコミュニケーションカードの配置やPECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)の教材などを見ていただきました。
参加者の感想には、「子どもがストレスなく活動に取り組めるように一人一人に対して支援を考えられているのがすごいと思いました。」「グッズの多さに感動しました。」「視覚支援の重要性について再確認しました。」「初心にもどって振り返り反省し、次につなげるいい機会となりました。」などがありました。
今後も定期的に事業内容を報告できる機会を持つとともに、共同療育者として一緒に学び、考えることができる事業所でありたいと思いました。