7月28日から8月6日の10日間、TEACCHプログラムの視察研修のため、早稲田大学教授の梅永雄二先生の引率のもと、アメリカのノースカロライナに行ってきました。日程は、以下の通りでした。
1.チャペルヒルのTEACCHセンターにて講義
・ 梅永雄二先生によるTEACCH概要レクチャー
・ 自閉症スペクトラムにおける学習スタイル
・ ITC活用とコミュニケーション
2.幼児期、学齢期のトレーニングセミナーの見学
3.地元一般企業における、就労支援現場の視察
4.シャーロットのTEACCHセンターにて講義
・ 青年期の就労移行トレーニングT-STEP
・ PEP-3の説明とビデオデモンストレーション
・ TTAPの説明とビデオデモンストレーション
5.アルバマールのGHAの視察
・ 援助付きアパート、グループホーム、ファーム、作業所、就労現場
アメリカのノースカロライナ州は、州政府を挙げて自閉症支援にTEACCHを取り入れており、早期診断早期療育から生涯にわたって特性に応じた支援を行うことにより、強度行動障害や施設入所が劇的に少なく、支援を受けながら障がいのある方たちが能力に応じて生き生きと地域で生活しているところです。
今後、5回のシリーズで研修報告を行いたいと思います。