2.幼児期、学齢期のトレーニングセミナーの見学
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7月30日、チャペルヒルTEACCHセンター主催のトレーニングセミナーの見学に行きました。4人の子どもたちをモデルとし、支援者の育成を目的として研修を行っているとのことでした。
ゆいねっと新居浜でも、職員研修の一環として、外部のトレーニングセミナーにアシスタントやボランティアで参加したり、地元の事業所と連携して3日間のトレーニングセミナーを実施したりしています。
今回見学させていただいた支援モデルでは、おやつセッション時の支援グッズやスタッフと一緒に学習する1to1の課題や教材など、とても参考になるものばかりでした。特に、スケジュール理解の支援では、2コマのスケジュール理解を促すためのスケジュールデザインが特に療育ルームいろはですぐに取り入れられそうでした。
印象的だったのは、モデルの子どもたちについてよくアセスメントされていると感じたことで、提供されている課題やジグが子どもたちの自立を促すために絶妙なレベルで準備されていることと、子どもたちの興味関心をうまく使った表示や課題が準備されていることです。子どもたちが楽しくわかりやすく学べる環境設定がとても勉強になりました。