令和2年度5法人ジョイントセミナー 『ライフステージを通じた切れ目のない支援
~支援現場の実践を通じて「豊かに暮らす」を考える~』を、3月13日に受講しました。はるにれの里(北海道)、横浜やまびこの里(横浜)侑愛会(北海道)国立のぞみの園(群馬)北摂杉の子会(大阪)の5法人から様々な事業所の取り組みを、写真などの資料も交えながら、聞くことができました。
「成人期・高齢期の支援から学ぶこと」の中では、通院の習慣や、食事の工夫などを低い年齢の頃から配慮する大切さを学びました。児童発達支援の事業所の話では、幼児期のコミュニケーションを楽しんで学び、コミュニケーションを増やしていくことや、就園先と連携してその子らしい生活を送れるように考えていくこと、その支援を家庭や地域に広げていくことを学びました。発達支援に特化した訪問看護ステーションの話では、高校から成人期への移行のため、就労に向けて自宅で練習をしていくことを聞きました。そのほかにも、長期の入院治療による身体機能が低下した人の支援について、人材育成研修のことについての実践報告を聞きました。人材育成については、事業所へのコンサルテーションや、学校(介助員や通級指導員など)への巡回コンサルテーションを行って、定期的な学習の機会を提供して支援を進められる人材を育てるという取り組みが印象に残りました。
ASDの方にとって、成長に合わせて一貫した支援を受けられる事は、その人のままで幸福に生活していくことにつながると思います。利用されている方たちにとって、ニーズに合った支援が出来るように、学び続けていきたいと思います。