6月30日(土)、新居浜ウイメンズプラザで行われた障がい理解推進研修「成年後見制度のいろは~誰もが笑顔で暮らせる街にしたい~」に参加しました。松山あゆみ法律事務所の江野尻正明弁護士から、成年後見制度をわかりやすく詳しく教えていただきました。話の中で何度も言われていた「成年後見制度は本人の意思決定支援である」ということが印象に残りました。本人の意思に沿った地域での生活、本人の意思に沿った施設の在り方、本人の意思に沿った「最期」。家の財産を守るため、無駄遣い(家族にとっての)をさせないため…ではなく、本人の権利を守るために、本人の身になって本人にとってのベストインタレスト(最善の利益)の代行が成年後見人の役割だということがよくわかりました。
私たちの事業にも共通する考え方であり、利用者さん主体の支援を考えること、利用者さんの気持ちに寄り添うこと、利用者さんの最善の利益になること、将来の利益になること、などの視点で日々の支援を行いたいと改めて感じることができました。