12月3日(日)、ゆいねっと新居浜では、全職員を対象とした職員研修を行いました。講師は、ライフサポートここはうすの桑原綾子先生です。桑原先生には、日頃よりコンサルテーションやゆいねっとstudy倶楽部の講師などで発達障害の特性理解、視覚支援や構造化を用いた支援方法など、幅広く教えていただいています。
今回の研修では、『自閉症スペクトラムを伴う方たちへの支援について~氷山モデルから考えよう~』というテーマでお話をしていただきました。桑原先生の体験談を交えながら、自閉症スペクトラムの方たちの障がい特性を詳しく解説していただき、また、合理的配慮や差別解消法についての考え方などもわかりやすく教えていただきました。
午後からは、グループに分かれて、利用者さんの事例について、氷山モデルに当てはめて話し合いを行いました。当事者の方の「行動として見えている部分」「持っている障がい特性」「人的環境」「物的環境」を詳しく考察し、人的環境や物的環境を整えることで、当事者の方の行動がよりよく変容していくことを改めて確認しました。
ワークチームゆい、放課後クラブぴあ、療育ルームいろは、日頃は離れた事業所で勤務している私たちですが、桑原先生の研修で一緒に学び、法人の理念のもと、利用者の皆さんやご家族の皆さんと協働していく気持ちを新たにしました。