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『働く』こと…って。

『ゆいねっと新居浜職員研修』

10月3日土曜日、総合福祉センターにて『働く』ことをテーマに、ライフサポートここはうすの桑原先生を講師にお招きし、全職員を対象にした研修を行いました。
働けるようになるために必要な様々なスキルについて確認をしました。
幼児期から視覚的な支援をベースに学んでいくことで、学齢期・青年期・成人期へと職業行動や技能、自立機能を活かすことが出来ます。
支援者側は正しく評価ができるようになることが大切です。
この時、芽ばえがあるスキルに注目し、自立的にできるよう環境調整を整え、具体的に教えるための計画を立てます。
課題を使い、合格か芽生えか不合格か?、理解の度合い、得意か不得意か興味関心反応の仕方、取り組む態度などを評価します。
そして、親御さんのニーズも考慮します。
目標や課題にできることは何か?事実情報を集め、統合します。
ASDの障がい特性を理解し彼らの得意を活かす方法を考えながら、優先順位の検討や、支援の目標・課題の設定、計画立案につなげていきます。
評価は、できるかどうかわかればよく、指導の場ではないので注意が必要です。
そして、評価基づき、目標設定・支援計画の立案をし、支援計画の実施・実施後の評価(PLAN-DO-SEEのサイクル)を日々の生活の中で繰り返し行い、自立の度合いを高め、自閉症の人の立場に立って考え、評価に基づいて再構造化を行います。
この研修を受けて、支援者がいかに「その人のことを良く知る」ことへの努力をし続け、思い込みや過大評価・過小評価にならないように、評価の目的を明確にしておくことがあるのだと思いました。
今後、適切な評価に基づいた支援を心掛け、今始められるところをみつけることをしていきます。

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