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後期発達支援スキルアップ講座

12月26日(木)9時半~12時まで『就学前の巡回相談で学んだこと』 13時~16時まで『小中学校の巡回相談で学んだこと』のテーマで、特別支援教育士 スーパーバイザー 渡部徹先生のお話があり参加してきました。
今は、スマホを触っている等大人も待てない人が多いので、そういう大人の中で育つから待てない子どもになるというお話がありました。大人の真似をしているということに、同じ大人として怖さを感じました。大人の指示に従えば良いことが起こるという経験をさせることも大切だそうです。スケジュールの活用も上から目線の使い方になっていないか、ダメなことをやめさせるのではなく、望ましいことに誘うようにし、個別支援を他の子が「特別扱い」と思わないように、全員「特別扱い」することが望ましいというお話があり、とても興味深く考えさせられる内容でした。
また、「空耳の世界」というVTRを見たのですが、初めは只の雑音にしか聞こえない音が、文章を見てから聞くと、さっきまでの只の雑音ではなく、その文章に聞こえてくる・・・という内容でした。しかも、もうそれ以外の言葉には聞こえないことがとても不思議で、視覚的に入ってくるものの影響力を改めて感じました。
HSC(highly sensitive child)=人一倍敏感な子 と呼ばれている子どもたちがいることも知りました。大人は、HSPというそうです。発達障がいと誤解されることが多く、その違いは、発達障がいの子は、人の気持ちに関しては、気づきにくい、空気を読むのが苦手ということに対して、HSCの子は人の気持ちを察することに人一倍たけているということだそうです。医師から「発達障がいのグレー」と言われていたのが、実はHSCだったというほうが圧倒的に多いということにも驚きましたが、納得もできました。本も紹介して頂いたので、これから勉強していきたいと思います。いつもいろいろな学びがあり、知識を深める機会を頂けて感謝しています。これからの支援に活かせるようにしていきたいと思います。

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