10月1日(金)18時30分~20時30分に、川崎医療福祉大学の自閉症特別講座が開講され、zoomで参加しました。今回は北海道にある社会福祉法人 侑愛会 つくしんぼ学級や相談室つくしんぼ、おひさま(児童発達支援事業・こども発達支援センター)の園長をされている金沢京子先生による『幼児期の実践について』のお話を聞いて、学ぶことが出来ました。
定員40名の毎日通所の療育施設で、各クラス7~9名の園児と職員4名で編成されていて、てんかんや運動・精神発達遅滞の子どもさんがいるクラスでは看護師が4名の中に含まれる体制になっているそうです。入園後のアセスメントでは、家庭訪問での丁寧な聞き取りや、PEP3、新版K式、園でのチェックリストを使ってアセスメントをして個別支援計画に活かし、日々の療育をされている、とお話されていました。
お話の中で、実際に使われているスケジュールの形態やコミュニケーションカードを写真で紹介してくれて、ぴあ・いろはプラスで使っているものと同じタイプのものや、違うタイプのものがあり、とても勉強になりました。食事のスプーンや箸の持ち方を写真で知らせたり、病院受診の手伝いで、病院内やお医者さんの写真を撮って、手順書を作ったりしているのも、今、私たちの支援を振り返ってみて出来ることがもっとあると気づかされました。
ぴあ・いろはプラスを利用されている子どもさんたちが、楽しいと感じてもらえる活動や、成功体験を積み重ねて行ってもらえるように、チームで考え、支援にあたりたいと思っています。