3月8日(月)、ゆいねっとstudy倶楽部を開催しました。今回のテーマは、「支援の基礎を学ぶ 物理的構造化」でした。
自閉症の人の苦手なことを補うアイディアの一つである物理的構造化について、保護者の方の実践報告や事業所での取り組みをご紹介させていただいた後、「自閉症の人が求める支援」というビデオを見ました。ビデオでは、学校や家庭での具体的な物理的構造化の事例が紹介されていました。
次に、自宅での物理的構造化について、参加者の皆さんに発表していただきました。「家庭では、1つの場所で1つの活動は難しいことがあるけれど、なるべく場所を固定して多目的に使わないようにしようと思います」「疲れて帰宅しているが、自分のことを少しは自分でしてもらえるように、帰宅してからの活動と物理的構造化を見直したい。スケジュールの場所も併せて考えたい。」「就学に向けて、学習スペースを作るための参考になりました。」など、参加者それぞれがお子さんに合わせた物理的構造化を考えることができたようです。
物理的構造化を行うことで、家族が安心、安全に過ごすことのできる家庭環境を整えていただけるよう協力していきたいなと思いました。