第70回のゆいねっとStudy俱楽部は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、資料配布のみとさせていただきました。今回のテーマは、「スケジュール支援」でした。自宅でスケジュール支援を取り入れている保護者の方たちから写真やエピソードをお伺いしたり、成人期の方々の日中活動の支援の場での事例紹介など、資料としてまとめました。
スケジュール支援を始めたきっかけは、保育園や通園施設(今の児童発達支援)でしてもらったからが一番多かったです。実際やってみての感想は、「魔法みたいだった」「いっぱつでした!」など驚いたという感想や、伝えたいことがお子さんに伝わる喜びを感じた、子どもの行動が変わって落ち着いたという感想が多かったです。
形態はそれぞれ年齢や理解の特性によって違いますが、継続されているのは、スケジュール支援がお子さんの自立的な行動に必要不可欠であるからだと感じました。スケジュールをはじめ様々な個別支援は、なくすことがゴールではなく、形を変えながらその人の生活に溶け込ませていき、生活がより豊かになることを目指して行うべきだと実感することができました。