11月16日(月)第68回ゆいねっとStudy倶楽部を開催いたしました。今回は、「働く」ということをテーマに、今治市のライフサポートここはうす所長 桑原綾子先生をお迎えしました。「働けるようになる為に必要な様々なスキルについての確認」「今からスタート人材教育の意識を持とう」「ブラッシュアップまでの道のりを意識し、今始められるところを考えてみよう」という3つを着地点として講義が始まりました。TEACCHに学ぶライフステージを貫く支援の考え方では、子どもにすることを与え役割を奪わないこと、日課を与えることが大切なこと、幼児期の初めは幅広い支援をし、できないことをできるようにする時期だということ、10歳以降はスキルアップを目指し正当な評価をし、自立してできる可能性に向けて支援内容をしぼっていき、学齢期後期では10年後20年後を見据えての支援を考えること、伝えたら叶うこと、無くなったら終わりという終わりの概念の確立をさせるというお話を聞いて、児童発達支援に携わっている者として今までの支援を振り返り、これからの支援を考えていく良い機会となりました。すべての年代において一人遊びの時間を奪わないこと、一人遊びは社会性の基礎となることを念頭に置いてこれからも支援に向き合っていきたいと思います。