12月3日(月)、第50回ゆいねっとStudy倶楽部がありました。今回は、「支援体験をしよう」でした。当法人の放課後等デイサービス、児童発達支援、生活介護などで使用している支援グッズを実際に使ってもらいました。
スケジュール、ワークシステム、手順書、PECSです。
スケジュールは、見通しを持って活動するために使用します。ワークシステムは、課題学習や作業、余暇教材や宿題をするときに左から右へ机上をうまく使用して活動することができるシステムです。何をどのくらいするか、どうなったら終わりかがよくわかるようなセッティングになっています。手順書は、1コマめくり式をゲーム遊びで使用しました。
くろひげやぐらぐらゲームなどを写真と短い文で説明しており、初めてするゲームでもルールや進め方が見てわかるように表示されています。
PECSは絵カード交換式コミュニケーションシステムで、カードを操作して相手に手渡すことで要求を伝えるシステムです。今回は、おやつでのセッションに使用しました。
保護者の方からは、「スケジュール提示で活動の順番がわかり、スムーズに安心して動けました」「家事のお手伝いとか手順書を使ったらやりやすそうだと思った」「本人のわかる方法で手順書を使うと初めての体験でもわかりやすかった」「PECSを使うと何をどうしたいかを訴えることができることが分かった」などとたくさんの感想をいただきました。