放課後クラブぴあでは、お子さんと職員のコミュニケーションのツールの一つとして、PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)を使用しています。絵カードをやり取りすることで、相手を意識した、明確に伝わるコミュニケーションを助けます。
工作が大好きな小学生の利用児さん。イメージしたものを形にすべく、さまざまな文具を使います。日によって作りたいもの、使いたいものが違うため、使える教材を絵カードで提示しています。早速、小さな箱をつなげるために「テープ、ください。」とカードを使って要求してくれました。職員に自分の要求が伝わったことがわかると、職員がテープを持ってくる間の短い時間、落ち着いてその場で待つことができています。
言葉に加えて、コミュニケーションを助ける視覚的なツールを使うと、伝えたい人はより伝わる経験をし、伝えられた人も相手の発信がわかりやすくなります。伝わった喜びを感じてもらえるような支援をしていきたいと思っています。