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【研修報告3】 第170回国知研セミナー「TEACCH自閉症支援の最先端」

<研修目次>

1.概論

2.アセスメントの重要性について

3.検査について

4.ソフトスキルの重要性について

5.フォーマル検査を支援に活用する事例について

 


 

研修報告3 検査について

 
フォーマルアセスメントにおいては、様々な項目やスキルを検査で見ることができます。
 
梅永雄二先生、三宅篤子先生から説明がありました。
以下に挙げたものは、PEP-3とTTAPの検査領域です。
 

PEP-3 検査領域(全172項目)内 容
1 認知言語、前言語問題解決、言葉による呼称、配列、視覚―運動統合
2 表出言語言葉や身振り手振りによって自分のことを表現できるか
3 受動言語話し言葉をどれほど理解できているか
4 微細運動3~4歳で獲得される身辺自立に必要な身体協応レベル
5 粗大運動身体機能の様々な側面をコントロールする
6 視覚運動模倣視覚―運動の課題を模倣できるかどうか
7 愛情表現適切な感情表現ができるか
8 人とのかかわり他社とのかかわり方を模倣する
9 運動行動の特徴触覚や感覚
10 言語行動の特徴適切に話すことが出来るか
養育者レポート
(保護者聞き取り)
問題行動、自立機能、適応行動

TTAP検査領域(216項目)内 容
直接観察尺度
1 職業スキル⇒ハードスキル  職業能力(数値化できるもの)
2 職業行動環境、人的影響、持久力、訂正への反応
3 自立機能お金、標識、時計、カレンダーの理解
4 余暇スキル休憩の要求、昼休み、休日の過ごし方、余暇に必要なスキル
5 機能的コミュニケーション言葉、文字、絵、イラストを使用したコミュニケーション
6 対人行動
  2~6⇒ソフトスキル
呼名反応、挨拶、自己抑制、ルール
家庭及び学校尺度
事業所尺度

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