1.概論
2.アセスメントの重要性について
3.検査について
4.ソフトスキルの重要性について
5.フォーマル検査を支援に活用する事例について
研修報告3 検査について
フォーマルアセスメントにおいては、様々な項目やスキルを検査で見ることができます。
梅永雄二先生、三宅篤子先生から説明がありました。
以下に挙げたものは、PEP-3とTTAPの検査領域です。
PEP-3 検査領域(全172項目) | 内 容 |
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1 認知言語、前言語 | 問題解決、言葉による呼称、配列、視覚―運動統合 |
2 表出言語 | 言葉や身振り手振りによって自分のことを表現できるか |
3 受動言語 | 話し言葉をどれほど理解できているか |
4 微細運動 | 3~4歳で獲得される身辺自立に必要な身体協応レベル |
5 粗大運動 | 身体機能の様々な側面をコントロールする |
6 視覚運動模倣 | 視覚―運動の課題を模倣できるかどうか |
7 愛情表現 | 適切な感情表現ができるか |
8 人とのかかわり | 他社とのかかわり方を模倣する |
9 運動行動の特徴 | 触覚や感覚 |
10 言語行動の特徴 | 適切に話すことが出来るか |
養育者レポート (保護者聞き取り) | 問題行動、自立機能、適応行動 |
TTAP検査領域(216項目) | 内 容 |
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直接観察尺度 | |
1 職業スキル⇒ハードスキル | 職業能力(数値化できるもの) |
2 職業行動 | 環境、人的影響、持久力、訂正への反応 |
3 自立機能 | お金、標識、時計、カレンダーの理解 |
4 余暇スキル | 休憩の要求、昼休み、休日の過ごし方、余暇に必要なスキル |
5 機能的コミュニケーション | 言葉、文字、絵、イラストを使用したコミュニケーション |
6 対人行動 2~6⇒ソフトスキル | 呼名反応、挨拶、自己抑制、ルール |
家庭及び学校尺度 | |
事業所尺度 |