5月7日(月)、5月のゆいねっとstudy倶楽部を行いました。今回は、「理解のために~私たちから変わってみよう~」と題して、ライフサポートここはうすの桑原綾子先生(今治市)にご講演いただきました。
まずは氷山モデルで子どもたちの行動を考えること、着目すべき点は問題行動ではなく行動の理由となっている自閉症の特性であること、対応として本人を変えようとせず環境である私たちが支援を変化させることを教えていただきました。また、私たちが子どもたちにどのように影響しているかを「誤学習」というキーワードをもとにお話しいただきました。誤学習を避けるためには、自閉症の人たちが今この時に何を学んでいるかを感じ、わかる・できる体験と環境を提供することが重要であることを学びました。
次に生活シナリオについて考えました。本人が生活の主人公になれるよう、日課を書き出してみて、自立度はどうか日課の種類や数は豊かになっているかなどの視点で見直そうというものです。保護者の参加も多く、皆さん自分のお子さんの生活シナリオを書いてみたいという感想が上がっていました。