児童発達支援の子どもさんの中に、昆虫が大好きな男の子がいます。以前から、1日の活動の中で昆虫の図鑑にトレーシングペーパーをのせて形を写し書きして、クーピー鉛筆で色を塗って工作をしたり、昆虫のDVDを見て職員に自分の知っている事を教えてくれる子どもさんです。
今年は、「虫取りしたい!」というリクエストがあり、事業所の付近を散策して探しに行きました。「こうやって、(2本の指で挟む真似をしながら)捕まえるよ!」と張り切っていましたが、さすがに難しくて用意していた虫取り網を使いました。
職員に「てつだって」と助けを求めながらも、毎回出かけるうちに捕まえるのが上手になってきました。虫が相手なので、自分の思うようにはいかず、捕まえられない時もありましたが、「〇〇分で終わりだよ」と前もって終わりを伝えておいた事で、残念でも「また明日にする」と切り替えることができました。
【△△したら、次】という約束も、本人の好きな虫取りが後に待っていることが分かっているので、取り掛かりがスムーズでした。
捕まえた虫たちはお家に持って帰ってもらっています。
「見て見て~。アゲハ蝶捕まえたんよ💗」と嬉しそうにお家の方に見せていました。