12月27日、新居浜市文化センターで、令和3年度第4回新居浜市心理アセスメント講座を受講しました。講師は、愛媛大学教育学部の吉松靖文先生です。
今回は、WISC-Ⅳについてでした。はじめに、心理検査について、検査とは何か、意味のある検査とは何か、検査に必要な手続きや子どもに検査を受けてもらうときに大切なことなどを丁寧に教えていただきました。次に、WISC-Ⅳについての説明がありました。
今日の講義の中で、吉松先生がおっしゃったたくさんの視点が、教育と福祉の共通点であることに驚き、連携において重要な視点になると思いました。
・子どもにわかるように説明する。(インフォームドコンセント)
・「わからない」と言っていい保障。
・短所克服型の支援ではなく、得意を生かす。
・短所を攻めない。短所と向き合うには、余裕と自信が必要。
・できないストレスから解放してあげる。
・検査結果から、今までの学習方法を見直す。
吉松先生のお話を久しぶりに拝聴しましたが、子どもとかかわるすべての人に聞いてもらいたい内容でした。他機関からいただいたWISC-Ⅳの結果を、今後はよく理解し、事業所の支援や支援会議での提案に生かしたいと思います。