12月17日(金)18:30~20:30に、川崎医療福祉大学 自閉症特別講座をzoomにて受講しました。今回の講義は、「成人期の入所施設の実践 ~星が丘寮の取り組みから~」というテーマで北海道函館市にある施設(社会福祉法人 侑愛会)の中野伊知郎さんがお話しくださいました。
星が丘寮の支援者の方たちが心がけていることのお話の中で、『「支援」はあらかじめ用意しておき、一人で出来ることを増やすこと。すべてを一人で完結することではなく、サポートを受けながら自立を目指すことを考える』ということを聞きました。利用者さんを十分にアセスメント出来ていなければ、一人ひとりの「できること」「できそうなこと」「できないこと」を知ることは出来ないので、本当にその通りだな、と思いました。
肯定的に伝える・具体的に伝える・視覚的に伝える
・否定的な支援ではなく、肯定的な支援を行う
・スモールステップによる支援を行う
◎その積み重ねが意味を理解することに繋がる
様々な講演会や、学びの時にも勉強してきたことですが、改めて、大切で必要なことだと思いました。
他に、余暇支援の目的や、アセスメントの必要性をお話してくれました。
余暇のアセスメント方法も紹介してくれて、とても興味深かったです。
実践の動画もたくさん紹介してくれて、自閉症の特性がよく表れている行動が見られたり、視覚的な手掛かりで行動がスムーズになっていく様子も見ることが出来ました。
学齢期の中高生が成人期に向けて、自立的に主体的に活動していけるように、私たちが出来る支援を考えて提供していきたいと思っています。