ワークチームゆい生活介護では、自分で働いてお金を貯めて、お弁当の代金を支払っているメンバーさんがいます。
お金が貯まったら事務所にお弁当代を支払いに行きます。メンバーさんが分かるように支払いの手順書を見ながら一人でできるよう支援しています。
まず支払う金額や金種が分かるように、『何円玉が何枚』というように書かれています。
支払いの手順が見て分かるように視覚的に示しています。
わたしたちにも料理をする時など、作り方の本などを見たりして作ることがあります。初めての料理でも、手順書(レシピ)があると安心ですね。
メンバーさんも同じで、一人で行えるようにやり方の手順を見ながら活動されています。一見、何も見ずに頼らずに活動することが自立しているのだと考えられがちですが、手順書を見て理解し、自分でできることを一人で行うことが、自ら肯定感や自尊心を保つことにつながると考えて支援しています。