いろはプラスでは、10月の行事として紙コップにハロウィンのシールを貼るという内容の活動を行いました。
めくり式の手順書を事前に用意して、
①(2つある紙コップから1つを)えらぶ (持ち手にする色がそれぞれ異なっている)
②シールをはがす(裏に予め両面テープを貼っている)
③(紙コップに)シールを2枚はる
という流れで行いました。
子どもさんによっては、どちらかを選ぶということが(自分のしたいほうに結び付くのが)まだ難しかったり、小さな両面テープをはぐのを職員が手伝ったり、はいだシールを紙コップにではなく、机に貼ったりと、支援が必要になる場面は異なります。
手順書の文字をしっかり見て確認しながら作ったりと、自分で上手く活用している子どもさんもいました。
行事で作った紙コップは、帰りにお菓子を紙コップに入れて嬉しそうに持って帰っていました。
このように季節を感じたり、ご家族に「いろはで今日こんなことをしたよ」と話をしたり、見せたりするコミュニケーションのきっかけにもなるのではないかと思います。
支援者が想定しているやり方とは違った、その子の発想がとてもユニークで驚くこともあります。シールを机に貼ろうとしたり、シールの裏に両面テープがあることに気が付かず、そのまま紙コップに貼ろうとするお子さんもいて、一人一人の特性や、経験に応じた見て分かるやり方の提示の詰めの甘さや準備不足を感じ、一つ一つお子さんから教えてもらうことも多いです。