10月1日、第48回ゆいねっとStudy倶楽部を開催しました。今回は、『座談会~働く大人になるために~』というテーマで意見交換を行いました。
初めに、TTAP(自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィール)の中から、様々なスキルについての説明、幼児期学齢期と成人期の生活の違いについて生活シナリオをもとにイメージしてもらいました。そして、家庭で過ごす時間に、成人期に必要と思われるスキルを少しずつ習得していくため、今からできることやすでに取り組んでいることをピックアップしていきました。
次にグループで、家庭での様子や取り組みを発表し合いました。いろいろな年齢のお子さんの保護者がいらしており、年齢相応の取り組みや課題を出していきました。話題の中には、興味関心を継続していく工夫や、スケジュールやタイマーなどの支援システムの使用が自立的になるように親子で取り組んでいる話もありました。
感想では、「拒否・要求のコミュニケーション能力が大事」「余暇の時間の使い方を今から少しずつ考えたい」「今できることから始めてスキルを増やしていこうと思います」などがあがりました。