11月21日(土)~23日(月)の3日間、四国中央市川之江ふれあい交流センターにて開催された、自閉症実践セミナーを受講してきました。1日目は公開講座で、ライフサポートここはうす(今治市)の桑原綾子先生が講師で、40人強が参加の中、自閉症の特性についてや、氷山モデルのことなどの、「ASDの方たちと共に豊かに生きるための基本姿勢について」のテーマの講演を聞きました。2日目、3日目は連続受講者10名が、2グループに分かれて講義や演習を行いました。例年は自閉症の方を迎えて、実際の行動を見たり、グループワークで考えた支援をしてみる学びをしていたのですが、今年はコロナ対策のために、VTRを見る形式になりました。18歳の男性の方の作業活動や、おやつ、余暇活動などの様々な場面のVTRを見ながら、本人からの発信のコミュニケーションを調べたり、構造化の案をグループでまとめて、実際のエリアを設置するワークもしました。
講義での学びとは違う形の学びは、とても難しく感じましたが、利用者さんおひとりおひとりに合わせた支援を、改めて考えることができました。今回の研修を、これからの支援に活かせるようにしていきたいと思っています。