ワークチームゆいではメンバーさんが1日のスケジュールを見て活動しています。
内職作業や自立課題、余暇、家事活動など個々の得意なところを生かした活動を準備しています。
今回は自立課題についてご紹介しようと思います。
メンバーさんが行う自立課題の場所は、それぞれ決まっています。
自立課題とは学習や発達の基盤づくりのために構造化を用いて一人で自立的に取り組む課題のことです。『マッチング』や分類、組み立て、プットインなどさまざまな種類のものを準備しています。自分で最後まで課題や作業をやり遂げる能力は、職場や家族地域など様々な場面で大切なスキルです。自立課題を通して一人でできたという達成感を感じて、生き生きと活動していただけるよう、スタッフも一人一人のメンバーさんの興味関心に合わせて課題を作っています。
一日のスケジュールをその方に合わせて分かりやすい形で提供することで、見通しを持って混乱なく過ごすことにつながっています。
最後にいくつか自由課題を提示します。
一つ目は、『分類』で、左側の入れ物の中身を右側にある入れ物の実物と同じものとに分けて入れていきます。左の箱の中のものが、全てなくなったら終わりです。
二つ目は、『マッチング』で、左側の入れ物の中身を右側の同じ印のものとに合わせてから、入れていきます。左の箱のカードが全てなくなったら終わりです。どうなったら終わりなのかわかりやすく示すことがポイントです。