6月4日、第44回ゆいねっとstudy倶楽部を行いました。15人の方が参加してくださり、『家事スキルの取り組みについて』というテーマで事業所の取り組みの紹介や成人の方の構造化を取り入れた生活の様子のVTRを見たり、グループで自宅での取り組みについて話し合いをしたりしました。
家事スキルの取り組みを自宅で行うときには、スケジュールや物理的構造化、ワークシステムや視覚的構造化やルーチンを使って準備することが必要であることを確認しました。見て理解することが得意な特性を持たれている方は、手順書やジグを使用して取り組むとわかりやすく成功体験につなげることができます。
また、目的としては、身辺自立の向上はもちろんのこと、家族の中での役割や貢献の意識を育てたり、自由な時間を有効な活動で過ごすことや、働くことと報酬の仕組みを学んでもらうためなど、様々な目的が家事スキルの取り組みに含まれています。
参加者の方からは、「皆さんの取り組みが参考になり、自宅でもやってみたくなりました」「親がさせたいことではなく、子どものやれること、興味関心のある分野から取り組むとよいことがわかった」「家事スキルは将来の自立に向けて大切だということがわかりました」「スケジュールや手順書を使ってみようと思います」などの感想が寄せられました。