6月1日(月)~5日(金)の1週間、ワークチームゆい(成人期の日中活動の事業所)にて、見学と支援実習をさせて頂きました。生活介護1、生活介護2、就労継続B型をそれぞれ見学させてもらいました。
個別支援計画にのっとって自立的に活動できるよう、スケジュールや、ジグやワークシステムを活用していました。支援の考え方や手法は、ぴあ・いろはと変わらないので、成人期の方たちへの支援に実際に触れてみても、大きな違いがない分、分かり易く感じました。
コミュニケーションの支援についても、発信することや、交渉を受け入れて、活動するなど受容性(理解)コミュニケーションから始めて、表現性コミュニケーションの支援へとつなげて支援しており、幼少期からの積み重ねで学んでいくことが大切だと感じました。年齢に応じて出てくる『困りごと』にも対応できるよう成人期を見通した支援について考える機会となりました。
それぞれの利用者さんが無理なくできる内容で内職作業を分担されていたのも印象的でした。作業をするにあたって、スケジュールに沿うこと、手順書を見て進めること、困った時、終わった時に報告することなどが、とても自然に流れるように行われており、十分なアセスメントをして、支援計画を作成し、支援者同士の報連相を密に行っている表れだと感じました。
今回の実習を終えて、ぴあ・いろはの子どもさんたちへのアセスメントをしっかりと行って、見通しをもって安心して活動できる環境を整え、発信することの大切さをくりかえし伝えていき、一人ひとりに丁寧に寄り添う支援を改めて心がけていこうと思いました。