6月29日(木)、平成29年度愛媛県発達障がい者地域支援マネイジメント事業『行動援護従業者養成研修 フォローアップ研修』に参加しました。
午前は、外出支援や地域生活支援の実践報告があり、発達障がいの方が地域で主体的に過ごすための支援について教えていただきました。例えば、移動支援では本人にわかりやすく見通しを持って活動してもらうためのスケジュールや、公共の場でのマナーやルールを明確に伝えるための説明書など、丁寧に準備し、安心して適切に過ごせる工夫を試行錯誤しながら提供していることが印象的でした。
午後は、問題行動の解決について、氷山モデルを用いて、表面化されている問題を障がい特性やおかれている環境を確認し、特性をリフレーミングして本人の強みと置き換え、支援に取り入れていく基本を教わりました。また、グループワークにて、持ち寄った事例を基に、支援改善につながる会議での質問の進め方を実践練習しました。
今回の研修では、ヘルパー事業所の方や地域生活支援センターの方、放課後等デイサービスの方、生活介護事業所の方など、さまざまな分野の方々が参加されていました。サービスは違えど、発達障がいの方の特性に合わせた適切な支援を提供することにより、当事者の方が生活の主人公して、生き生きと暮らすお手伝いができるよう、日々研鑽していきたいと思います。