6月16日(日)、今治市地場産業振興センターにて、強度行動障害支援者養成研修に参加しました。当法人からは、受講者とファシリテーターとして1名ずつ参加しました。
氷山モデルを使って、自閉症の特性を考える演習では、氷山(本人)を変えることはできない、氷山の周りの海(人的環境、物理的環境)を調整することができるという支援の考え方をしっかり確認しました。事業所でも早速氷山モデルを使った支援の見直しをしてみたいと思いました。
また、Zoomでの発表では、神奈川県の当事者の保護者の方の体験談を聞かせていただきました。家庭、療育機関、学校の連携で支援を見直すことで、ご本人の様子が変化していく様子がわかりやすく、連携の重要性を実感できました。直接かかわっているケースを想像しながら見せていただき、今後の取り組みについて事業所内、関係機関の方ともっと連携して対応したいと思いました。
講師の先生の「本人が自由になるため、本人のニーズに答えようとする姿勢」という言葉を、支援の心構えとして忘れないようにしようと思います。日ごろの支援を振り返る貴重な研修になりました。