1月12日(土)、今年度最後のソーシャルストーリークラブとレベルアップセミナーに参加するために川崎医療福祉大学に行ってきました。
ソーシャルストーリークラブでは、公立の中学校や支援学校の中学部に進学する利用児のための個別のストーリーを持参し、検討していただきました。一つは空欄に文章を埋めることによって完成するストーリーで、小学校でできるようになったことや成長したポイントなどを保護者、放デイの職員が事前に記入し、本人も振り返りができるようにしたストーリーです。文の順番や事前に大人が記入しておくことでスムーズに伝えられるとアドバイスをいただきました。もう一つは、小学生の終わりと中学生の始まりを事実文で端的に知らせるストーリーです。
知的障がいのある利用児には、文章だけでなくイラストや写真を添付することで分かりやすくすることや、小学生の終わりを知らせるために、ランドセルを見えないように片づけるなど儀式的を行うことでより、理解につなげることができるのではないかなど保護者との連携のアドバイスをいただきました。
レベルアップセミナーでは、事例を報告させていただき、参加の皆さんや先生にアドバイスをいただきました。新しい視点での見方や相談援助においての工夫などを教えていただきました。
新年度は、TEACCH研究会岡山支部が立ち上がる予定になっており、さらに学びが深められる学習の機会があり、今から楽しみです。