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PEP-3とTTAPについて

3月6日(水)10:00~11:30に新居浜市総合福祉センターで、第98回ゆいねっとstudy俱楽部を行いました。20名弱の保護者や支援者の方たちが出席してくれました。

今回は「PEP-3とTTAPについて」というアセスメントツールについてのお話をしました。ゆいねっと新居浜の児童発達支援では、ご利用が始まった時と、ご利用の終了時に(年長児さんは卒園の3月)子どもさんの今の様子をアセスメントするために、PEP-3を活用しています。

心理教育プロフィール(PEP-3)とは、自閉症スペクトラム障害に関する検査の1つです。PEP-3の意義は、遊びを通して自閉症スペクトラム障害特有の症状を評価できる点にあります。全項目数が172項目あり、【認知・表出言語・理解言語・微細運動・粗大運動】についての発達評価と、自閉症児と他の発達障がい児グループに伴う行動特性の評価を行うことができます。

個別支援計画に反映させたり、利用の終了時には、次の就学先や支援先へ引継ぎを丁寧に行うために役立てています。利用児さんが検査を受けている様子の動画を紹介して、実際に検査の用具も見てもらって質問や感想を聞く時間も設けました。

TTAP検査は就労移行のためのアセスメントツールです。直接観察尺度、家庭尺度、学校/事業所尺度の3つの尺度でアセスメントします。今後の自立生活のために、ご本人の能力や可能性を評価するために使います。

参加された方の感想には、「実際に検査をしている様子を見る機会が無いので、VTRで見ることができて良かった」「家庭で出来ることや、経験させることができそうなものは、やってもらおうと思う」「子どもが受けたことのある検査だったが、結果をもう一度見てみようと思った」と色々な感想がありました。

次回のstudy俱楽部は、3月23日(土)10:00~11:30に、「親子で楽しむゲームあそび」です。児童センターの職員さんの出前講座を予定しています。

春休みの楽しい余暇活動です。ふるってご参加下さい。お待ちしています。

 

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