6月10日(土)に放課後等デイサービスの利用児さんと一緒に、調理体験実習を行いました。先日、昼食を買い物する体験実習で、複数の利用児さんがとんかつを選んで買っていたり、どんな作り方なのか興味を持っていたので、今回は、3名の子どもさんと、とんかつ作りにチャレンジしました。
材料や作り方の手順書を準備して、写真の手順だけでなく、実際に職員がモデルを見せながら、進めていきました。普段、事業所で体験している課題と同じように、左から右へと道具をセッティングして、粉やパン粉をつけてもらいました。
3人とも、自分が昼食で食べる分のお肉を揚げましたが、他の人が作っている様子を近くで見て、イメージを膨らませていたようでした。高温の油を使うので、鍋から取り出す工程と、食べやすい大きさに切る工程は職員が代わりに行いました。希望者には、味噌汁もつけました(インスタントです)。以前にも体験したことがあったためか、自分で計量カップを使って商品の裏面に書かれているお湯の量を計ることが出来ました。
みんなの分のご飯を炊いた子どもさんは、初めての体験でしたが、炊きあがったご飯を見て嬉しそうに歓声をあげていました。3人分のご飯をよそってもらいましたが、分量を見ながら次ぎ分けてくれました。
初めて体験する事でも、作り方が見て分かるようになっていれば、大人でも安心しますよね。これからも、子どもさんの興味や生活に合わせた活動を考えていきたいと思っています。