11月5日(土)に、放課後等デイサービスを利用している中学生のリクエストで、米粉パンを作る体験をしました。今回は、『自分の気持ちを伝える練習をする』という個別支援計画の目標に沿う形で、本人からの職員への発信を元に、余暇の支援として計画し、パン作りの体験をしてもらいました。
近くのスーパーに、必要な材料を買いに行くところから始めました。事前に、買い物の進め方の手順を伝えていたので、それを思い出しながら、売り場の表示を見て、使う材料を見つけて買うことが出来ました。
米粉パン作りのレシピを見ながら、材料の計量をして、調理をスタート。室温が低くてレシピ通りに発酵が進まなくて、残念ながら、レシピに掲載されているようなパンにはなりませんでしたが、「パン作りって難しいんだね」「売っているパンを買った方がおいしいかも」「(パンを)作っている人って、すごいんだねえ」と、実際に作ってみて気づくことがあったようです。
パンの発酵を待つ間に、使った道具を丁寧に洗って片付けた後、タイマーを使って待ち時間を余暇に充てて、過ごすことが出来ました。
今後も、利用児さんとの面談の機会を通じて、自分のやりたいことに気づき、職員と相談しながら、余暇の幅を広げたり、家事スキルを身につけていけるような体験ができるよう、支援していきたいと思っています。