療育ルームいろはでは、シャボン玉遊びが流行っています。自分で吹いて楽しむ子、職員に吹いてもらってシャボン玉を触ることを楽しむ子、それぞれの楽しみ方で遊んでいます。自分で吹ける子は、吹く息を調節して、小さいシャボン玉をたくさん出したり、大きいシャボン玉を作ったり、変化つけて遊んでいます。大きなシャボン玉ができた時、職員に見てもらいたくて、自然と「できた、できた!」とはっきり伝わる声で発信できていました。職員に吹いてもらいたい子は、小さいシャボン玉をたくさん吹いてもらいたいため、イラストの要求カードを見分けて、積極的に職員に渡してくれます。
また、スケジュール1コマで使用していた子は、2コマにして「○○やったら、シャボン玉」と見せると、1コマ目の活動をすすんでこなすことができるようになりました。また、スケジュールカードも、シャボン玉だけはイラストカードでばっちり理解しています。
モチベーションを持てる好きな活動があることで、受容のコミュニケーションも発信のコミュニケーションも飛躍的に伸びることを、子どもたちが身をもって教えてくれました。