11月14日(日)、臨床発達心理士更新研修を受講しました。今回のテーマは、「臨床発達心理士に求められる倫理」についてです。講師は、鳥取大学の渡邉正人先生です。
まず、臨床発達心理士の職業倫理について学びました。人権尊重、インフォームドコンセント、多重関係への配慮、守秘義務、専門性の向上の5つです。人権尊重については、被支援者だけではなくかかわる人すべての人権の尊重が大切であることを確認しました。
次に、臨床発達心理士の倫理綱領についてみていきました。綱領の条文を丁寧に確認していきました。また、倫理相談の仕組みについても学びました。
後半は、事例検討を行いました。グループ検討では、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、グループで意見交換・発表を行いました。
日ごろの業務において、臨床発達心理士の資格に値するように、職業倫理に沿って、臨床心理士としてふさわしい言動に心がけ、研鑽していきたいという気持ちを新たにすることができました。