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ASD基礎講座

7月24日(土)ASD基礎講座がZoomで開催されました。今回のテーマは、前回に引き続き「特性について➁」ライフサポートここはうす桑原綾子先生がご講演されました。

初めは、講座に参加されている方からの質問から始まりました。いくつか紹介すると、支援をしている中で、伝わったかどうか分からないという質問では、伝わったかどうかは行動で考えることを学びました。次に、何かをやってもらおうとしても全て嫌という質問では、従順さと素直さは違う、素直というのは嫌なことも言えることで、それを受け入れ、選んで伝えて、かなりの時間と経験が必要で、どうやったら嫌ではなくなるかを考えることだと学びました。参加者のたくさんの質問の中で、私自身、気づかなかったことや同じように思っていたこと、疑問など分かりやすく知ることができました。

次に、前回学んだ「NT症候群という見方」についてもう一度学びました。私たちは他人との違いについて非寛容であるということを確認しました。また、強みの表現を変換するという意味のリフレーミングでは、慣れ親しんだ方法を几帳面に行うことができるからといって、対応する人が同じや日課が同じにしてしまうと、支援者が変わったり、スケジュールの変更がある場合は、失敗してしまう。構造化をして、目で見て分かるかたちでの変更や伝え方を統一して、本人の利益になるよう安心して自立的に活動ができるリフレーミングを考えることが大切だと学びました。

最後に、知ったということを生活の中や仕事の中でどう適用するのか、折り合いをつける方法を見つけるということを学びました。

今回の講座を通して、障がい特性やリフレーミングを繰り返し学ぶことで、違っていることは、豊かでありおもしろいと感じるようになりました。私たち一人ひとり違っていて許されている、共に穏やかに共存できる社会に近づけるよう学んだことを支援に生かしていきたいと思います。

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