その人の得意とするところを活かして
ワークチームゆいでは、活動の中にその人の得意なことや好きな活動を取り入れているメンバーさんがいます。
今回は刺し子をされているメンバーさんについて紹介します。
まず刺し子とは500年ほど前に東北地方で厳しい寒さや防寒や補強を目的として衣料に糸を細かく縫い出したのが始まりと言われています。
現代ではこれら本来の役割は薄れていますが、布巾やクッション、バッグなどに刺し子を施して、より身近なものとなっています。
今回のメンバーさんの場合、白い布地に予めスタッフが点線をクーピーなどで下書きを行い、メンバーさんがどこに針を通せばよいか分かりやすく工夫しています。
このように小さな布地ではありますが、きれいに細かく縫われています。
出来上がった刺し子は、何枚かまとめて持って帰って頂き、そのメンバーさんのご家庭でそれを1枚1枚縫い合わて、袋などを作って、また新たに活用して頂いています。