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「ワークチームゆいでの実習」

6月15日(月)~6月19日(金)の間、ゆいねっと新居浜が運営する成人期の日中活動事業所 ワークチームゆい(生活介護・就労継続B型)で実習をさせて頂きました。
生活介護1・2では、個別のスケジュールでワークをしたり、作業をしたりしていました。ぴあ・いろはで日々支援している内容と大きな違いはありませんでしたが、事業所外へ清掃や除草に出かけたりすることもあり、慣れた事業所内で出来るようになったことを地域での活動へと広げていました。その際、それぞれ手順書を使用しているのですが、成人してから初めて手順書を使うという人が多かったそうで、手順書をめくること一つをとっても定着するまで丁寧に支援したという話を聞いて、早期の適切な支援が有効且つ大切だということを改めて実感すると共に、いろはで手順書を使う練習の為にしているワークや行事・対人ゲームでの経験など、将来子ども達が自発的に使用できるよう、これからも考えながら支援をしていかなければならないと改めて強く思いました。
就労継続B型では、見るものすべてが新鮮でした。スケジュールを使っていることは同じですが、利用者さん一人一人が自立的に作業をされていて驚きました。歯科医院への清掃作業に同行させて頂いたのですが、自分たちで必要な道具を準備し自分たちでそれを車に乗せ、車内でも静かに座って現場へ向かう姿に感動しました。掃除の手順書を見せてもらうととても細かいもので驚き、1回1回手順書をめくりながら丁寧に清掃する姿を見ると、私たちが見習わなければいけないことがあることを教えてもらいました。手順書を使うと彼らは私達よりも丁寧に出来ること、する前から否定的になるのではなく、そうやって彼らが一人で出来るようにする方法だとうまくいくことがあるということ、広く皆さんに知って頂きたいと感じ、出来ることを出来る方法で提供できるように考えて支援しなければと思いました。
ワークチームゆいでの実習は、見るものすべて新鮮で、日頃は幼児や学齢児の支援を担当しているので成人期になって働く様子を知ることができ、とても有意義な体験をすることが出来ました。幼児期・学齢期・成人期の事業を行っている法人なので、これからもお互いに学びあってそれぞれの支援に活かせるように、できればと思いました。

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