10月31日(木)、松山市ハーモニープラザにおいて開催された、愛媛県発達支援通園事業連絡協議会の研修に行ってきました。今回は、「性を学んで『性=生』~こころとからだの主人公に~」というテーマで人間と性教育研究協議会四国ブロック幹事で障がい者・児の性と生を考える会理事の菊池準子先生、ぷちすてっぷ理事長で障がい者・児の性と生を考える会理事の安原優子先生が講師として登壇されました。
この研修で一番印象に残ったことは、支援者や保護者が「性」をどのようにとらえるかがとても大切だということです。つい、いやらしい・はずかしい・タブーであるという考えを持ちがちですが、実際は、心と体を正しく理解して、自分で自分を大切にして、幸せになるということに繋がっているととらえ、伝えていくべきだということです。
お話の中で、「口や鼻からばい菌が入らないように気をつけるのと同じで、性器もきれいな手でさわって大切に」と聞いて、なるほどと思いました。
事業所の中では、第二次性徴についての対応やトイレトレーニングについてご増段を受けることも多いですが、お子さん一人一人の成長を喜び、人権尊重の気持ちを忘れず、ていねいに支援していきたいと思います。