7月20日(土)に愛らんど今治で開催された、自閉症スペクトラム 基礎講座&テーマトーク研修に行ってきました。今回も、ライフサポートここはうす所長の桑原綾子先生が講師でした。今回は、「わかりやすい環境を整える」「途切れのない支援について」というテーマで学んできました。前回に引き続いて特性についての振り返りをして、構造化の必要性や、氷山モデルの話、物理的構造化のことを学びました。
『どこで、いつ、何を、どのくらい、どのようなやり方で、どうなったら終わりか、終わったら次に何があるか(どうやったら始まるか)』を視覚的な情報で伝えていき、繰り返し視覚的に体験することでりかいが深まるのを、改めて聞いて、一人一人の子どもさんに合わせて支援に活かしていこうと思いました。
「途切れのない支援について」では、TEACCHとは?や、TEACCHに学ぶライフステージを貫く支援の考え方について、お話を聞きました。今現在、子どもでも、やがて大人になるその道筋をどんな風に描けばいいか?合理的配慮を彼らの人生に溶け込ませていくために、日々の療育の中で何ができるのか?を考える機会をいただきました。一日を通してお話の中で、いろいろな事例なども聞くことができました。これからの支援に活かしていけるように、努めていきたいと思います。