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余暇をアセスメントする

 放課後クラブぴあに通っている、余暇活動が続きにくいAくん。夏休みになり、保護者の方から水遊びが好きという情報をいただき、アセスメントすることになりました。
 日ごろ、送迎するときに送迎手順を見て、誰と車に乗るか、どこに行くかを理解している様子があるため、同じデザインでおでかけ手順書を作成し、事前にお渡しし予告してもらいました。
 初回は、始めていく場所なので写真ではイメージがわかない様子でした。到着しても、車から降りてくれなかったため、プールを車に近づけたり、シャワーを見せたりしました。学校や他放デイやおばあちゃんちで楽しんでいる水遊びですが、場所が違うとスタートに時間がかかることがわかりました。
 少し経つとシャワーに興味を持ち、足を濡らしたり、手を濡らしたり…。そのうち、自分から車を降りることができました。その後は、シャワーで大いに遊びました。おもちゃを使って遊ばなかったのは、事業所内と同じでした。
 終わりは、着替えの現物とタイマー音。下着を見せると、スムーズに着替えに応じてくれました。初めての場所でも現物は理解しやすいことを確認できました。
 2回目は、到着するなり車を降り、ニコニコで水遊びがスタートしたことで、1週間前の体験を覚えていることもわかりました。
 今回のアセスメントでは、日ごろ使っている支援グッズを応用すると車への乗車ができたこと、初めての場所では好きな遊びでも活動に乗りにくいこと、現物はわかりやすいこと、経験から学んでいることなどがわかりました。今後も保護者と密に情報共有しながらアセスメントしていきたいと思います。

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