11月30日(土)、川崎医療福祉大学で行われたソーシャルストーリークラブOKAYAMAの例会に参加しました。久しぶりの参加でしたが、支援学校の先生、放デイ職員、保護者などいつものメンバーが参加されていました。今回は、レベルアップセミナーを受講されている方も参加していました。
私は児童発達支援利用の年長児に書いたソーシャルを持参し、皆さんに検討していただきました。「おくれるとき」「やくそくがまもれないときは」という題で、予定時間に遅れそうなときどうするのが良いか、約束が守れないときの対応の仕方についての情報提供の文章を書きました。諏訪先生から、文章の並び替えや表現の仕方をそろえるようアドバイスをいただきました。また、メンバーのみなさんからはお子さんの事象の捉え方を考えていただき、追加のストーリーの必要性についてご意見をいただきました。
また、ストーリーの検討では、初めて人間ドックを受ける成人の方に伝えるとよい内容は何か、異性に興味を持ち始めた支援学校中学部の生徒さんにストーリーで伝えるとしたらどのような内容かという話をしました。人間ドックについては、指示に従うとよい、手順どおりに行うことや待たされることがある、痛みが伴うことがあるなど、伝えてみてはどうかという意見が出ました。異性への対応では、性教育ともつながりを持たせ、たくさんのストーリーを書く必要があるのではないかと話が盛り上がりました。
日々の支援の中で、利用児のためにソーシャルストーリーを書く機会が増えており、事業所の職員とみんなで考えながら提供しています。ストーリークラブは、様々な経験をされている方、様々な立場の方がいらっしゃるので、アドバイスがとても勉強になります。定期的に参加して、今後も学習を継続していきたいと思います。