最新の取り組み

「川崎医療福祉大学 自閉症特別講座」を受講して

~自閉スペクトラム症とセクシュアリティ支援~

{包括的性教育と性的同意}

1月14日(金)18:30~20:30の間、川崎医療福祉大学の自閉症特別講座をzoomにて受講しました。今回は、京都市立西総合支援学校のMWC(医療福祉コーディネーター)の平木真由美さんが講師で、『自閉スペクトラム症とセクシュアリティ支援』についてのお話を聞きました。まず初めに、受講している私たちが受けてきた「性教育」について考えてみる時間がありました。
Q1 ・最初に受けた性教育を覚えていますか?
Q2 ・そして、ご自身の性や性教育に対する印象は?

この2つの質問を、講師の先生が受講生を2人組に振り分けて、そこで話し合いました。私がペアになった方は、20代後半くらいの方だったので、男女一緒に体の成長について、裸のイラストを見て学習したのが最初の記憶だと言われていました。話し合いの後で、3人ほど結果を発表したときに、世代によって受けた教育に差があるのを知ることが出来ました。
人との距離感を感じるふれあいのゲームで、【サイコロゲーム】を紹介してくれました。

【サイコロゲーム】
ねらい
① 自分と相手のからだの違いを知る(大きさ・形・力加減)
② 人のぬくもりを感じる
③ 程よい力で相手に触れることで相手を思いやることができる
④ 心地よいふれあいを知ることでイヤなふれあいがわかる
⑤ イヤな時には『イヤ』と言う力が育つ
⑥ 『イヤ』と言われても諦める経験をする
⑦ する前に『いいですか?』と」同意を得ることで、お互いに心も身体も大切であることを知り尊重しあえる

支援にあたる私たちが、利用する子どもさんたちに正しく知ってもらえるように、自分を大切にしてもらえるように、学んでいこうと思っています。

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