3月14日、ゆいねっと新居浜の虐待防止委員会全体会に参加しました。1年に1回、外部委員さんをお招きして、法人全体の取り組みやヒヤリハットと改善計画などについて報告させていただく会です。
生活介護・就労継続B型の事業所であるワークチームゆいからは、混乱やフラッシュバックによる他害や破壊行為への対応、送迎時の対応時等のヒヤリハットの報告がありました。季節の変わり目に体調を崩しやすい利用者が多いこと、毎日利用していただく中で、利用時間や送迎時間の変更などの対応、支援員と総務職員の報連相の丁寧さ、迅速さの必要性を感じました。
児童発達支援・放課後等デイサービスの事業所であるぴあ・いろはからは、忘れ物や靴の履き間違え、総務の処理間違えなどの報告がありました。持ち物の確認、置忘れのチェックの必要性を感じました。
改善計画としては、些細なこともヒヤリハット記録を作成し、改善に向けての取り組みを実施すること、職員会や各種会議で情報共有すること、法人内の虐待防止委員からの発信、全職員に対しての虐待防止アンケートと個別面談、外部コンサルテーションの実施、虐待防止研修をはじめとした研修参加など、現在実施されていることの継続が確認されました。実際に、ぴあ・いろはでは忘れ物ゼロを目指して取り組むことで、この数か月間は忘れ物がなくなっています。
このように、1年間の取り組みを振り返ること、支援技術や知識を研修によって身につけること、法人内で風通しよく報連相することがとても重要だと思いました。