1月11日に今治市総合福祉センター愛らんどで自閉症スペクトラム基礎講座第五回が開催されました。「コミュニケーション」を読み解くというテーマでライフサポートここはうす所長桑原先生のお話を聞いてきました。
初めに、コミュニケーションとはどういったことなのか話を聞いていました。コミュニケーションとは、相手に伝える行為(表出言語)、相手からのメッセージを理解する行為(言語理解)、相互に伝えあう行為だと聞きました。3つの行為も大切だが支援をしていくときは、相手に伝えるということと相手からのメッセージを理解するというとこの2つをわけて支援していくことが大事だということを学びました。
次に、表出言語について話を聞きました。自閉症を伴う方たちは、表出の困難さの中に、伝えるということを思いつくことが難しいと改めて学びました。
午後からはテーマトークで「対応の難しい行動を支援する~行動マネジメントとは~」についての演題で講義を受けました。
初めに、問題行動とはどういったことか話を聞いてきました。問題行動とはそもそも何なのか、従来は支援者側が「問題だ」と感じると、その行動が「問題行動」と定義づけられてきたそうです。問題行動をするのは、環境との相互作用がとても強いということを学びました。講義の中で、新しい問題行動の定義について話を聞いてきました。一つ目は、「自分や他者の身体や健康を害する行動」二つ目は、「自分や他者の有益な学習や活動を妨げる行動」三つめは、「他者に著しい不安や不快を与え、社会通念上許されない行動」この三つが新しい問題行動の定義だそうです。三つの問題行動の定義を聞いて、支援をしていく中で、これは問題行動なのかと疑問に思ったら、まず問題行動の新しい三つの定義を思い出して、なぜ子どもが問題行動をするのか考え支援をしていこうと思います。
今回の研修を受け、自分は言語指示が多いということに気づくことができ、これからの支援で言語指示を少なくししようと思います。