ぴあ・いろはでは、職員が支援をしている様子をVTRに撮り、動きや言葉かけが適切であるか、確認する研修を行いました。かかわり遊びの時の声かけの仕方や見守り位置、1対1で学習するときの課題の進め方や工夫、小集団でのおあつまりの進め方や配慮、補助のかかわり方、PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)を使用したおやつセッションの仕方などです。
VTRを見ると、自分の姿を客観的にとらえることができます。「対応が少し遅かった」「見守り位置を変えたほうが良い」「カードのタップを伝えられていない」「補助の職員が必要な場面だ」などと、次々に反省点が上がりました。また、「臨機応変にかかわりを変えられている」「子どもの自発を待てている」「丁寧に教えている」など、他の職員のいい支援方法にも注目することができました。
職員の適切なかかわりが、子どもたちの自立性自発性を発揮させ、正しい行動を学ぶことができ、安心してスムーズに活動することにつながるということがとてもよくわかりました。
9月にはコンサルテーションにおいても、職員の支援の様子をVTRに撮り、アドバイスをいただく予定になっています。今後も定期的に、自分の支援を振り返り、質の高いかかわりができるように研修したいと思います