R4年1月29日に新居浜市防災センターに災害の体験に行ってきました。
防災センターでは、まず、シアターで新居浜市全域と地域ごとの災害特性を映像で確認しました。コロナ禍ということもあり、その後の体験については2班に分かれての体験となりました。
災害体験では地震の揺れを体験しました。直下型地震と海溝型地震の2種類の揺れをそれぞれ体験しました。阪神淡路大震災は直下型地震に当たります。海溝型地震は東北の震災や熊本の震災などがこれに当たり、体験では1分間の震度7の横揺れを体験しましたが、東北の地震では約3分間の揺れが続いたそうです。実際体験された方が録画した映像を大型モニターで見ましたが、3分間は本当に長く、怖かったです。レストランの映像だったので大きな家具が倒れてくるわけではなかったのですが、壁に掛けてある絵が落ちたり、机の上に置いてあった食器などが全て落ちて割れていく様子や音に、またそれを避けるための人の様子や叫び声に大自然の恐怖を感じました。
また、大型モニターでは水害が起こる様子も見ることができました。山から河口に向かって大量の水がものすごい勢いで流れていき、地震のような地鳴りや揺れも感じました。
消火器体験では台所火災をシュミレートしたスクリーンに向かって消火器を使う練習をしました。消火器はお鍋の中心を狙って薬剤を噴射させなければ消化成功とならず、正しく消火器を使わなければ初期消火が難しいことを体験することができました。
暗い通路を煙の中非難する体験や、救急車や消防車を呼ぶ通報体験もしました。
最後はシアターにもどり、防災のアニメを見ました。
30年以内には南海トラフ地震が来ると予想されています。新居浜市の災害担当の方が、「まずできる備えとして、枕元にはLEDの懐中電灯と靴を常備してください。」と言われていました。靴はガラスの破片の中逃げるために、懐中電灯は真っ暗だと人間は何もできなくなってしまうからとのことでした。私も突然の地震への備えをできることからしておきたいと思いました。
災害体験の後はモスバーガーを購入し、事業所に帰ってみんなでランチをしました。コロナ禍ということもあり、お話ししながらランチを楽しむことはできませんでしたが、久しぶりの施設外活動を楽しんだ1日となりました。