10月25日(月)に、ゆいねっと新居浜の常勤職員で、月1回の勉強会を行いました。
今回は、ライフサポートここはうすの桑原綾子先生を講師に、毎月1回行われている「自閉症スペクトラム基礎講座」の復命と感想を伝えさせていただきました。
初めに、第1回「改めて“支援”とは何か」より、ライフステージごとの支援の考え方や合理的配慮について、学んだことを報告させていただきました。この講座を受けて、すべての人にとって豊かな生活を追求する権利があり、支援者である私たちは、合理的配慮を社会に発信することを手助けする大きな仕事を担っているのだと改めて感じました。そしてまた、子どもたちへの寄り添い方が、こちら側の意図的なものではなく、本人に合ったものであるかどうかを常に考えながら、支援を提供することの大切さを感じました。
次に、第6回「“見てわかる”を助けるために」から、ワークシステムについて学んだことを報告させていただきました。中でも、ワークシステム導入の基本的なガイドラインとして「既知から未知へ」という内容が特に分かりやすかったので、ここはうすのフルーチェ作りを例に紹介させていただきました。桑原先生がいつもおっしゃっている「人に依存しない。システムに依存する。」という考え方が、つまりは本人の自立につながるのだと実感することができました。
今回、復命という形で、基礎講座の内容を他の職員の方々にも報連相することができ、また私たちも、勉強したことを改めて振り返ることができたので、良い機会となりました。これからも、交流会を通して、共に学び続けていきたいと思います。