全従業員の物・心両面、幸福を追求すると共に、
事業を通じて地域社会に貢献する
私たちは、障がいがあっても一人の人間として、生まれ育った地域の中で、家族や多くの友人、隣人あるいは地域の人たちと共に当たり前の生活が送れること、ご本人が自分の希望を叶えていけるような人生を送れるような社会を作っていきたいと考えています。
そのため、障がいがある方々が地域の中で、それぞれの個性が大切にされ、心豊かに安心して生活できる環境と支援体制づくりを目指しています。と同時に、私たちは障がい福祉事業を拠点として、利用者や障がいのある人たちに対しても、地域で豊かに生活できるような援助活動やネットワーク作りを進めます。
そして、私たちの実践に共感する多くの人々と手を結び、住み慣れた地域でその人らしく地域の一員として暮らし続けることができる社会の実現を目指します。
法人の使命
法人の理念「全従業員の物・心両面の幸福を追求すると共に、事業を通じて地域社会に貢献する」の実現に向かい、常に考え行動すること
法人運営の基本方針
- メンバーそれぞれのニーズに基づき、特性に配慮した個別的支援を実施します。
- メンバーご自身を中心に据えた利用者主体の支援を進めます。
- 自閉症スペクトラム障がいや知的がい等に対する専門性を有する法人を目指します。
- 地域社会(家族、関係機関、地域住民など)との繋がりの中で、豊かな福祉社会の実現に努めます。
- 法人の持続的発展のため、健全で透明感ある経営を目指し、財務体質の充実に努めます。
- 地域社会の一員として社会的規範を法令の順守に務めます。
基本となる価値観
アメリカ・ノースカロライナ州立大学を基盤に実践されている、自閉症スペクトラムの方々やそのご家族、支援者を対象にした包括的なプログラムであるTEACCHの理念とアイディアから多くのことを学び、法人における支援のあり方や事業展開において、たくさんのヒントを得ています。
1. 自閉症に対する正しい理解と尊重
私たちは、一人一人の特性や個性を真摯に受け止め、その方の得意なことや好きなことを探り、支援に生かそうと考えています。そして、自閉症の方から学び続ける姿勢を保ち、謙虚な気持ちを忘れないようにと心に刻んでいます。
2. 協力と協働
私たちは、ご家族や関係機関との協力や協働を大切に、今後も前進していきたいと考えています。他の方たちや状況を肯定的にみることを基本とします。
3. 必要なことを実践するという心構え
その方の得意なことや好きなことを生かし、同時に苦手なことへの配慮や物理的構造化を行い、その方の持っている力を最大限に発揮できるよう工夫を重ねます。一人一人の特性に合わせた構造化を進めていくために、日々、チームでアセスメントを行います。
アセスメントから導き出される事実に正直でありたいと考えています。冷静に焦点をずらさないように努力します。
行動原則
私たちは、日々の仕事の熱意ある実践を通して自己の能力を高め、高い成果を追求します。私たちは、自由闊達に意見を交わし、情報を共有し、チームとして力を合わせます。